**歴史

2020年2月12日 (水)

2月 12日(水)日本史読書会

◇276回日本史読書会

日時:2月 12日(水)2:00-5:00pm
会場:文京区男女平等センター Ⅽ室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL03-3814-6159)
新テキスト:渡辺 晃宏著「日本の歴史」04「平城京と木簡の世紀」(講談社学術文庫)第6章 平城京の終焉 p.306 「2 光明の死と押勝挫折 」から

藤原恵美押勝政権にとって大きな転機となったのは、叔母の皇太后藤原光明子の死去であった。最大の後ろ楯を失った結果、重しのとれた孝謙太上天皇の行動に翻弄されていくことになる。 書紀日本記はさりげなく「高野天皇と帝(淳仁)と隙(仲違い)あり」と記す。
押勝政権は、鈴印を得た孝謙により軍師・吉備真備の戦略に次第に追いつめられていく。

 

2020年1月 8日 (水)

1月8日(水)日本史読書会

◇275回日本史読書会

日時:1月8日(水)2:00~5:00pm
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄
本郷三丁目駅から5分。℡ 03-3814-6159)
テキスト:渡辺 晃宏著 日本の歴史04「平城京と木簡の世紀」(講談社学術文庫)
 p.279 第六章 平城京の終焉 から

 これまで、平城京が710年から75年にわたり首都として機能した流れを、木簡・正倉院文書と並んで、律令国家の正史『続日本紀』を素材として概観してきたが、いよいよ今回から、平城京終焉の章に入る。
 平安遷都までには、藤原仲麻呂専制時代、光明の死、道鏡政権の誕生、新王朝の成立などの紆余曲折を経ることになる。

 

2019年12月11日 (水)

12月 11日(水)日本史読書会

◇274回日本史読書会

日時:12月 11日(水)2:00~5:00pm
会場:文京区民男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。℡ 03-3814-6159)
テキスト:渡辺 晃宏著 日本の歴史04
「平城京と木簡の世紀」(講談社学術文庫)
第五章 大仏開眼への道 p.257 大仏の原材料調達 から

 大仏造立は、本体を鋳造するための銅、それを大量に溶解するための炭、表面を飾る金メッキ用の金、大仏殿のための木材など、その生産地が木簡を通じて、次々に明らかになってきた。
 銅は、長門国・長登(ながのぼり)銅山、「ならのぼり」。奈良の都に銅を供給したことに由来する地名とのこと。
 また、749年陸奥国で金産出の報、大宝産金以来の出来事で朝廷は沸き立ったという。

2019年11月13日 (水)

11月 13日(水)日本史読書会

◇273回日本史読書会

日時:11月 13日(水)2:00pm〜
会場:文京区民センター 2C(都営大江戸線・三田線「春日駅」から2分。文京区本郷4-15-14 ℡ 03-3814-6731)
テキスト:渡辺 晃宏著 日本の歴史04「平城京と木簡の世紀」(講談社学術文庫)
p.231 第五章 大仏開眼への道
墾田永年私財法の意義 から

 大宝律令施行から42年にして、ようやく中国の均田制に相当する制度の全体(墾田永年私財法)を取り入れることに成功した。
一方、聖武天皇は広嗣の乱をきっかけに恭仁・難波・紫香楽などに点々と都を移し、743年、紫香楽で大仏造立を宣言する。745年には平城京に遷都。金光明寺で大仏造立が始まる。

 

2019年10月 9日 (水)

10月9日(水)日本史読書会

◇272回日本史読書会

日時:10月9日(水)2:00~5:00pm
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL 03-3814-6159) 
テキスト:渡辺 晃宏著 日本の歴史04「平城京と木簡の世紀」(講談社学術文庫)
第4章 天平の日々 p.208 「3 橘諸兄政権の時代」から

律令財政の上で大きな画期となった天平前半期は、737年の天然痘の流行による藤原四兄弟の相次ぐ他界により、その政権はあっけなくついえることになり、新展開を見せていく。

 

2019年9月18日 (水)

9月18日(水)現代を語る会

◇231回現代を語る会

日時:9月18日(水)2:00~5:00pm
会場:いろは本郷ビル 2階A会議室
映像:「忘れられた〝ひろしま″88000人が演じたあの日」
テキスト:『日本ナショナリズムの歴史Ⅳ』梅田正己著(高文研2800円+税)
  411ページ「歴史で決まる〝時代を見る眼″」から。

「神話史観」につながる「栄光の明治」史観をもって安倍首相は昨年の「明治150年」記念事業を執り行いました。その流れが進み、日本は民主主義の危機と言わざるを得ない状況にある今、日本の近現代史をきちんと学ぶことが重要と結ばれています。

 

2019年9月11日 (水)

9月11日(水)日本史読書会

◇271回日本史読書会


日時:9月11日(水)2:00~5:00pm
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL 03-3814-6159) 
新テキスト:渡辺 晃宏著 日本の歴史04「平城京と木簡の世紀」(講談社学術文庫)
第4章 天平の日々p.281 1 藤原四子政権の時代


藤原四子政権下の天平前半期は律令財政の大きな画期にあたるという。
郡稲は律令制成立以前から在地の豪族が地域を支配する財源であった。しかし今まで各正倉に目的に応じて納められてきたそれらのイネが「正税」(734年)として一本化されて成立した。
また、地子として耕地にかかる郡家の収入源の地代も必要に応じて中央への貢進物の財源として使われ、郡家の弱体化につながる経済政策となり、次第に中央集権が強まってきた。

2019年7月10日 (水)

7月10日(水)日本史読書会

◇270回日本史読書会

日時:7月10日(水)2:00~5:00pm
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL 03-3814-6159)
新テキスト:渡辺 晃宏著 日本の歴史04
「平城京と木簡の世紀」(講談社学術文庫)
第3章 長屋王から光明皇后へ p.149 3 長屋王の変と光明子立后 長屋王一家の自尽  から

 長屋王は天武の長子・高市の皇子の子、母は天智の娘で親王扱いの待遇を得ていた。724年元正は首皇子(聖武)に譲位。長屋王は左大臣に任命されるが、後に聖武を呪詛したという嫌疑をかけられ、妻子、四人の子と共に自尽(長屋王の変)。
729年を契機に藤原四兄弟とその姉妹の光明子が政治の表舞台に登場する。聖武の夫人光明子が立后。臣下の女性が天皇の正妻として皇后になる最初であり、亡くなるまで政界の頂点に立っていた。
 平城宮に近い二条大路の側溝から大量の木簡が出土した。資料群の出現である。

☆8月は休会。次回は、9月11日(水)です。

2019年6月12日 (水)

6月12日(水)日本史読書会

◇269回日本史読書会

日時:6月12日(水)2:00~5:00pm
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL03-3814-6159)
新テキスト:渡辺 晃宏著 日本の歴史04
「平城京と木簡の世紀」(講談社学術文庫)第3章 長屋王から光明皇后へ
p113 1 長屋王の登場 から

1986年9月、デパート建設予定地から、後に左大臣長屋王の邸宅であったことが判明する大量の木簡が発見された。その中に長屋王あての春米(白米)の付け札。赤外線テレビカメラに浮かび上がった「長屋王宮」ではなく「長屋皇宮」の文字。なぜ「長屋皇宮」なのか?
その意味するところは、長屋王の皇位継承をめぐる微妙な立場が次第に明らかになっていく。

2019年5月 8日 (水)

5月8日(水)日本史読書会

◇268回日本史読書会
   
日時:5月8日(水)2:00~5:00pm 
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL 03-3814-6159)
テキスト:渡辺 晃宏著 日本の歴史04
「平城京と木簡の世紀」(講談社学術文庫)
2章 平城京への道
p.81  3 日本型律令制への船出 から

 701年、粟田真人は執節使(特命全権大使)として任命され、32年ぶりに大宝の遣唐使として派遣された。役目は律令国家「日本」を宣言する使節であった。
当時の中国は則天武后の治世下で、唐都長安は人口100万人を擁した国際色豊かな文化都市であった。704年粟田真人らは帰国。世は文武・元明朝に入り、律令をはじめ諸問題を是正する政治改革が進められていった。

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