**映画

2020年3月29日 (日)

【中止】3月29日(日)名画をみる会『めまい』

◇250回名画をみる会『めまい』(1958年、アメリカ、128分)

監督:アルフレッド・ヒッチコック
脚色:アレック・コベル他
出演:ジェームズ・スチュアート、キム・ノヴァク、バーバラ・ゲル・ゲデス
音楽:バーナード・ハーマン
日時:3月29日(日)2:00~5:00pm

 主人公スコッティ(スチュアート)は、ひどい高所恐怖症で警察を辞めた刑事。学友から、妻マデリン(キム・ノヴァク)の様子がおかしいと調査を頼まれる。
ハリウッドの美女キム・ノヴァクが、二役を演じる。
 一目で惚れたその女は、死神に取りつかれて自殺を図り、きわどいところで救ったスコッティと激しい恋に落ち、女は突然、白く輝く高い塔から飛び降りる。やがて、彼は、そっくりな女を見つける。

 最初からネタを割っておき、驚くべき犯行のからくりを一挙に明かす。ヒッチコックの華麗な演出に惑わされる。

 次回は4月26日(日)、『悪い奴ほどよく眠る』です。

 

2020年2月10日 (月)

2月10日(月) 名画をみる会『イル・ポスティーノ』

◇249回名画をみる会『イル・ポスティーノ』(1995年 イタリア、フランス合作)

監督:M・ラドフォード
出演:マッシモ・トロイージ、フィリップ・ノワ 
  レほか
日時:2月10日(月) 2:00~5:00pm

ナポリの沖合の小島。詩人パブロと、彼に郵便物を運ぶ青年マリオの友情を詩情豊かに描いた傑作。
A・スカルメタの小説を、作品完成直後に亡くなったマリオ役のM・トロイージが病魔を押して映画化にこぎつけた執念の作品です。
☆次回は3月29日(日)、A・ヒチコック監督の『めまい』です。

 

2020年1月19日 (日)

1月19日(日)名画をみる会『遠い雷鳴』

◇248回名画をみる会『遠い雷鳴』(1973年、インド映画)

監督・脚本・音楽:サタジット・レイ
原作:ビブティブション・ボンドパッダエ
出演:ショウミットロ・チャテルジーバビータ、シャンディーヤ・ロイ
日時:1月19日(日)2:00~5:00pm

 インドのカルカッタから遠く離れたベンガルの片田舎の物語である。1942年、世界中で第二次世界大戦の嵐が吹き荒れている中、この田舎の村では戦争の気配もなく、静かな生活を送っていた。しかし、日本軍がビルマを侵攻した結果、コメの値段が急に上がり、闇市や略奪が起こる。遠く離れた戦争がそれとはかけ離れた遠い場所にも及ぼす悲劇を、一夫婦を通して描いている。
 監督は、『大地の歌』(ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞)などのサタジット・レイ。この作品は、1973年のベルリン映画祭グランプリを受賞した。
☆次回2月は、イタリア映画『イル・ポスティーノ』です。

 

2019年12月 4日 (水)

12月4日(水)名画をみる会『あにいもうと』

◇247回名画をみる会『あにいもうと』(1953年大映)

監督:成瀬巳喜男/脚本:水木洋子
音楽:斎藤一郎/原作:室生犀星
出演:京マチ子、船越英二、森雅之、久我美子、浦辺粂子
日時:12月4日(水)2:00~5:00pm

 多摩川べりに住む兄弟だが、妹は都会に出て身を持ち崩して家に帰ってきた。その妹を追って、恋人だった大学生が訪ねてきたが、職人気質の兄はそんな男を許せなくて殴りかかった。
成瀬監督の演出は誠実さが出ていて、見ごたえがある。

☆1月は、サタジット・レイ監督のインド映画『遠
い雷鳴』です。

 

2019年11月17日 (日)

11月17日(日)名画をみる会『ライフ・イズ・ビューティフル』

◇246回名画をみる会『ライフ・イズ・ビューティフル』(1998年、イタリア、117分)

監督・主演:ロベルト・ベニーニ
脚本:ベニーニ/ヴィンチェンツォ・チェラーミ
音楽:ニコラ・ピオヴァーニ
共演:ニコレッタ・ブラスキ、ジョルジョ・カンタリーニ
日時:11月17日(日)2:00~5:00pm

 ファシズム政権下のイタリア。ユダヤ系の男性が、一目ぼれした女性と結ばれ、息子をもうけて幸せに暮らしていた。
だが、一家はやがて強制収容所へ送られ、父親は幼い息子を悲しませないように、これはゲームだと偽って、生きる希望を与えようとする。
ベニーニが、涙と笑いで描いた感動の作品。
 アカデミー主演男優賞をはじめ、多くの映画賞を獲得し、世界中で大ヒット。美しいテーマ音楽も素晴らしい。

 

2019年10月 4日 (金)

10月4日(金)名画をみる会『晩菊』(1954年 東宝)

◇245回名画をみる会『晩菊』(1954年 東宝)

監督:成瀬巳喜男
脚本:井出俊郎、田中澄江
撮影:玉井正夫
音楽:斎藤一郎
出演:杉村春子、細川ちか子、望月優子、沢村貞子、上原謙、有馬稲子、加東大介
日時:10月4日(金)2:00~5:00pm

 林芙美子原作の映画化。『めし』の田中澄江と井出俊郎が共同脚色し、藤本真澄が制作している。
 芸者上がりのきん(杉村)は、口の不自由な女中静子と二人暮らしをしている。昔の芸者仲間たちは貧しい生活をしているが、きんは色恋より金が第一で、仲間にも利子を取り立てていた。若いころ無理心中しようとした男が会いたがっていると言っても知らぬ顔をしているが、別の男で以前激しい恋をした田部から会いたいと手紙が来ると、心をときめかせたりする。
 昔の仲間、たまえの息子・清や、とみの娘・幸子は親の気持ちも知らず、勝手に結婚を決めてしまったりするのだが、それでも子育ての生き甲斐を感じている。独り者で、金に執着した高利貸の役を杉村春子が見事に演じ切っている。
 今ではめったにお目にかかれない、成瀬巳喜男の名人芸が最大限に発揮された作品。ぜひお見逃しなく。
★次回11月17日(日)は、イタリア映画『ライフ・イズ・ビューティフル』です。

 

2019年9月 4日 (水)

9月4日(水)名画をみる会「鳥」 

◇244回名画をみる会「鳥」(1963年、アメリカ)


監督:アルフレッド・ヒッチコック
脚本:エヴァン・ハンター
音楽:レミ・ガスマン
出演:ロッド・テイラー、ティッピー・ヘドレン、スザンヌ・プレシェット
日時:9月4日(水)2:00~5:00pm

 ある日、サンフランシスコの漁村でカモメが女性の額を襲った。翌日はカモメの大群が押し寄せ、人を襲い、ついに暖炉から無数の小鳥が侵入して、鳥たちの襲撃が始まり、原因がわからないまま人間は逃げ惑うばかり。これはいったいどういうことが起きているのか。原因のわからない恐怖をヒッチコックは描いている。1963年『キネマ旬報』ベスト4位を獲得した。 
☆次回は10月20日(金)、成瀬巳喜男監督の『晩菊』(杉村春子主演)です。

 

2019年8月 9日 (金)

8月9日(金)名画をみる会『月光の夏』

◇243回名画をみる会『月光の夏』(1993年)

監督:神山征二郎
脚本:毛利恒之
出演: 若村麻由美、田中実、永野典勝、渡辺美佐子、石野真子、田村高廣、山本圭
音楽:針生正男
日時:8月9日(金)2:00~5:00pm
会場:アカデミー文京、学習室(文京シビックセンター地下1階、TEL 03-5803-1100 )
交通:地下鉄後楽園駅、春日駅から2分、JR水道橋駅から10分

 太平洋戦争末期の夏、九州の鳥栖国民学校に、陸軍の二人の特攻隊員がやってきた。一人は、上野音楽学校のピアノ科の学生で、翌日知覧に向かうので、今生の思い出にと、グランドピアノでソナタ『月光』を弾く。もう一人は熊本師範を出て音楽教師になりたかった風間で、『海行かば』を弾いて去った。
 そのピアノが老朽化で廃棄されることを聞き、演奏に立ち会った教師の吉岡公子(若村→渡辺美佐子)が、保存のために、二人の思い出を語る。ラジオ局の石田(石野真子)は、作家の三池と取材を重ね、特攻平和会館で遺影を発見、公の記録にはなかった振武寮を知る。そこは、特攻の途中で帰還した隊員が幽閉される場所だった。
風間(田中実)は出撃したが、エンジンの不調で引き返し、寮で屈辱の日々を過ごす。風間は、「海野は戦死しましたが、私は生き残っております」と語る。半世紀を経てピアノと再会した風間は、『月光』を奏でる。

☆次回は9月4日(水)、ヒッチコック監督のアメリカ映画『鳥』です。

2019年7月28日 (日)

7月28日(日)名画をみる会『蝶の舌』

◇242回名画をみる会『蝶の舌』
(1999年、スペイン、スペイン語、ガルシア語)

監督:ホセ・ルイス・クエルダ
脚本:ホセ・ルイス・クエルダ、ラファエル・アスコナ
出演:フェルナンド・フェルナン・ゴメス、マヌエル・ロサノ
音楽:アレハンドロ・アメナーベル
日時:7月28日(日)2:00~5:00pm

 舞台は1936年。スペインのガルシア地方の田舎町で暮らす8歳の少年モンチョ。彼は喘息持ちで繊細である。それを理解したグレゴリオ先生は優しく接してくれる。グレゴリオ先生は、教科書の勉強よりも本質的な教育を大切にし、自然界の魅力を素晴らしい知識で教えてくれた。その中でも、モンチョが特に興味を持ったのは蝶の舌だった。  
ファシズム前夜のスペインの村を舞台に、少年と老教師の心の交流を描き、日本でもロングラン・ヒットとなった感動作。無名のロサノ少年、名優ゴメスの名演技と、胸をえぐる痛切なクライマックスが涙を誘う。必見の名画をお見逃しなく。

★次回は8月9日(金)、『月光の夏』です。

2019年6月23日 (日)

6月23日(日)名画をみる会『洲崎パラダイス 赤信号』

◇241回名画をみる会『洲崎パラダイス 赤信号』(1956年、日活)

監督:川島雄三/原作:芝木好子
脚本:井手俊郎、寺田信義/音楽:真鍋理一郎
撮影:高村倉太郎
出演:新珠三千代、三橋達也、河津清三郎、轟夕起子、芦川いづみ、小沢昭一ほか
日時:6月23日(日)2:00~5:00pm

 両親に結婚を反対された若い二人、ぐうたら男の義治(三橋)と、行動力のある蔦枝(新珠)が、東京の下町洲崎に迷い込んでくる。二人は、遊廓近くのそば屋と飲み屋で働き始めるが、本心とは別にくっついたり離れたり。どうしようもなく駄目な男女の愛憎を、川島監督が慈愛のまなざしで描いた人情劇。
うらぶれた境涯というのではなく、人間の拙い部分をさらけ出し、コンプレックスや屈折をかかえて生きていく姿を描いた演出が冴えている。監督自身も、最も好きな自作と語った作品である。

◎次回は7月28日(日)、スペイン映画『蝶の舌』です。

より以前の記事一覧

2020年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ