社会保障

2017年7月 6日 (木)

7月6日(木)社会保障を考える会

◇226回社会保障を考える会

日時:7月6日(木)2:00pm
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL 03-3814-6159)
新テキスト: 宮本太郎著『共生保障<支えあい>の戦略』(岩波新書1639)

「憲法25条を護る5・18共同集会」(共同実行委員会に日本高齢者運動連絡会も加盟)が日比谷で
開催され、悪天候を衝いて車椅子の方々も含め、
全国から満場の参加。憲法問題は9条が焦点です
が、「このままでは生きていけない」現在の社会保障制度の退廃を反映した集会でした。
 5月24日開催の「2回介護しゃべろう会」では、田辺さんから、グループホームとその運営母体について、経験に基づく報告を受けました。年額60万円以上の経費減など、きわめて有意義な情報で、参加者が少なかったのは残念でした。
 テキストの「はじめに」に、著者の思いが述べられています。「支える─支えられる」構造はすでに、若年・中間層の凋落で崩壊、地域社会そのものが持続困難に。貧困=結婚できる経済力の欠落→少子高齢化のいっそうの進行→さらなる社会保障費削減→貧困層増大の悪循環です。
 その中での「支え合い」とは?

2017年6月 8日 (木)

6月8日(木)社会保障を考える会

◇225回社会保障を考える会

日時:6月8日(木)2:00pm
*ご注意:6月の例会は、第二木曜です。
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL 03-3814-6159)
新テキスト: 宮本太郎著『共生保障<支えあい>の戦略』(岩波文庫1639)

 テキスト『社会保障制度のゆくえを読む』(伊藤周平著)は読了しました。
終章「社会保障改革のゆくえと課題」は本書の“まとめ”で、現行社会福祉制度を「もはや福祉の名に値しない」と断じ、多くを「元に戻す」こと(たとえば後期高齢者医療制度を廃止し、かつての老人保健制度に)を提言しています。つまり、現行の社会保障のほとんどの制度が旧制度より極度に劣悪化しているとの指摘です。
 結果、5兆円を超す防衛予算をよそに、社会保障費は前年度と同程度の給付に必要な予算(自然増)に、この5年間で3兆4500億円もの切り下げがもたらされたのです。
 あとがきでは、この安倍悪政を断つために、“来る”2016年の参院選で野党統一候補擁立を訴え、著者の思いを吐露していますが、結果はご存じのとおりでした。

2017年5月11日 (木)

5月11日(木)社会保障を考える会

◇224回社会保障を考える会

日時:5月11日(木)2:00pm
*ご注意:5月の例会は、第二木曜です。
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL 03-3814-6159)
テキスト:伊藤周平著『社会保障制度の行方を読む』(自治体研究会刊)第6章

 テキスト輪読は、最終第6章の4~5節を残すのみとなりました。久しぶりに単行本に取り組んできたのですが、毎回、それこそ〝いやになるくらい〟社会保障制度改悪の実態をつきつけられる内容の本でした。
 こんなことがなぜ許されているのか? 「おかしいじゃないか!」との不当性指弾は、当事者たる高齢者が行わなくて誰がするのですか? とは、シニアサービス部主催のセミナー「介護の今日をめぐって」(3月14日)の小島美里講師の結びのコメントでした。
憲法に保証された生活の権利侵害ともいえるこうした問題への社会への提起、発信は、高齢者団体であるわれわれOB会の責任である、との胸にしみるご指摘でした。

 次のテキストは、宮本太郎著『共生保障<支えあい>の戦略』(岩波新書1639)です。

2017年4月 6日 (木)

4月6日(木)社会保障を考える会

◇223回社会保障を考える会

日時:4月6日(木)2:00pm
会場:アカデミー千石(ご注意! 会場変更。文京区千石1-25-3 TEL 03-3946-4430。都営三田線千石駅A4出口を出て、不忍通りを池袋方向へ、すぐ左折、千石図書館2階。徒歩5分)
テキスト:伊藤周平著『社会保障制度の行方を読む』(自治体研究会刊)第5章

 テキスト第五章「公的年金制度改革」を読了。読むほどに、現政府の社会保障費の削減術(しかも将来にわたって確実に実効を生むプログラム付き)のあれこれ、一方、われわれの“気づき”反対に立ち上がる遅れを突きつけられる思いがつのります。
 現役を退いた際の生活保障である年金の額は現役手取りの7割が約束だったのに、今や5割そこそこ、さらに制度維持ができないと、保険料値上げ、支給開始年齢引き上げ、今後30年にわたる支給額実質削減が決定済です。“保障”の現実は、受給月4万円以下の年金生活者500万人以上、625万人の滞納者、100万人の無年金者です。
 次のテキストに、宮本太郎著『共生補償の考え』と、三木義一『日本の納税者』(いずれも岩波新書)が提案されています。前者は、今や全体での支え合い戦略が社会的必須であること、後者は、ふだん義務的に納めている税金を、使途、配分などについて、あらためて問うことを提起しています。

2017年3月 2日 (木)

3月2日(木)社会保障を考える会

◇222回社会保障を考える会

日時:3月2日(木)2:00pm
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL 03-3814-6159)
テキスト:伊藤周平著『社会保障制度の行方を読む』(自治体研究会刊)第5章

 シニアサービス部の活動計画について議論をし、会員の「身近な困りごと」アンケート、セミナー「介護の今日をめぐって」(14日。小島美里講師:チラシ参照)は、3月に実施が決まりました。
 関連して、渋谷区では「認知症の人に接する際の留意点」についての簡単な講習を受けるとそのような資格が取得できる制度が紹介されました。他地域でもこのような制度があるのかもしれませんが、われわれの日常生活上でも、そのような講習を受けておくことは無駄ではないように感じました。
 テキスト輪読は、第5章「公的年金制度改革」に入りました。公的年金制度は、2004年までは5年ごとに人口推計、経済状況を見て給付や将来の保険水準について必要な改革を行ってきたのに、以降は、保険料値上げ、給付制限(マクロ経済スライドなど)四つの枠をはめて検証するだけ、極言すれば“削減するだけ”に変わりました。

2017年2月 2日 (木)

2月2日(木)社会保障を考える会

◇221回社会保障を考える会

日時:2月2日(木)2:00pm
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL 03-3814-6159)
テキスト:伊藤周平著『社会保障制度の行方を読む』(自治体研究会刊)第5章

 前回は、年頭にあたり、シニアサービス部の今年の活動計画を話し合いました。セミナー関係では、「介護の今日をめぐって」(小島美里講師・3月14日開催)、定年セミナー(参加者激減状況のなか、継続を含め大幅な再検討、少なくとも早期の準備開始)、聞こえ・補聴器セミナー(講師依頼)、施設見学では油壺エデンの園(3月以降、1泊体験もあり)、また会員の状況把握アンケート(なるべく早期に)、介護しゃべろう会(春に開催)といったところがスケジュールに上っています。
 しかし状況は、シニアサービス部の今年の活動は“この程度ではすまない”ところまで来ているというのが率直な感想です。
 テキスト輪読は、第4章を読了。2025年には今より80万人必要とされる介護職員の確保の見通しは全く立っていない例に見るように、介護棄民の実態が語られました。次は、第5章「公的年金制度改革」からです。

2017年1月 5日 (木)

1月5日(木)社会保障を考える会

◇220回社会保障を考える会

日時:1月5日(木)2:00pm
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL 03-3814-6159)
テキスト:伊藤周平著『社会保障制度の行方を読む』(自治体研究会刊)第4章

 明けましておめでとうございます。昨年は特に高齢者に対する社会保障制度改悪がすさまじいと形容できるほどで、押し詰まって、医療・年金にさらに削減が決定されました。1機90億円のオスプレイが沖縄で墜落大破の一方で。
 「めでたさもちゅうくらい」とは一茶の句、我々にはさらに下流生活に墜落の危険性が増大の一途ですが、「どっこい、生きているぞ!」高齢者の気概を示そうではありませんか。
 テキスト輪読は、第4章5節「医療保険制度改革法の諸問題Ⅱ:患者負担増と患者申出療養の諸問題」からです。ちなみに、介護保険料の負担増の一例ですが、65歳以上の保険料は所得段階別の定額となっており、2014年度4972円、15年度5514円、なんと64%超ということです。防衛予算は増やしても、高齢者層がふえれば当然ふえる医療費などの自然増に対して、それに見合う予算は削減一方の結果です。

2016年12月 1日 (木)

12月1日(木)社会保障を考える会

◇219回社会保障を考える会

日時:12月1日(木)2:00pm
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL 03-3814-6159)
テキスト:伊藤周平著『社会保障制度の行方を読む』(自治体研究会刊)第4章

 輪読に先立ち、Tさんから、親族が入所された施設への支払いとご本人の年金額について報告されました。ざっと月額10万円の赤字で、生活関連費用のほか介護保険の自己負担分、「パンツ代」にかなりの出費を強いられるとのことです。出版OBですから、それなりの所得=保険料を支払ってこられたはずですが、それでもこの収支となるのが現実です。年金は「現役時代の生活を保障する」のが国民への約束であったはずです。
 テキスト第4章3節で、改正された介護保険法の諸問題として、要支援者への訪問・通所介護の保険はずし(市町村事業に移行)を解説。政府は、サービスは同等と説明していますが、介護保険は固定基準があるのに対し、市町村ではガイドラインしかなく、市町村の財政事情などによって劣悪なサービスに陥る結果は明白。特養ホーム待機の低所得高齢者は行き場がありません。
 次は、111ページからです。

2016年11月 3日 (木)

11月3日(木・祝)社会保障を考える会

◇218回社会保障を考える会

日時:11月3日(木・祝)2:00pm
会場:文京区男女平等センターC室(地下鉄本郷三丁目駅から5分。TEL 03-3814-6159)
テキスト:伊藤周平著『社会保障制度の行方を読む』(自治体研究会刊)第4章

 輪読に先立ち、篠崎さんから、先の高齢者大会に関連した社会保障関係学者の催しに出席され、国の社会保障関連費は年々増大するのになぜ削減一方なのか、東北大震災と福祉などの報告内容を、荒井さんから、補聴器の適合と公的給付についての経験をそれぞれ話されました。
 また、第1回介護しゃべろう会をふまえ、今後の運営を相談、2カ月に1回ほどでも定期的に開催、ケア施設を運営する立場の会員からのお話を聞きたいなとの意見がありました。
 輪読は、第4章の、医療・介護の給付抑制・負担増がもたらすものとの考察から。
 医療保険でまかなえたのに別立ての介護保険制度を設けた理由は、新たな保険料徴収と医療の安上がり代替という削減のため、また、先々までの削減組み込み済みのプログラム法の根源は、自助、つまり自分で面倒を見よという、およそ保険制度と相反する制度であることなどが示されています。
 次は、第3節「医療・介護総合確保法の諸問題Ⅱ」からです。

2016年10月 6日 (木)

10月6日(木)社会保障を考える会

◇217回社会保障を考える会

日時:10月6日(木)2:00pm
会場:文京区男女平等センター C室(地下鉄本郷三丁目駅から5分 TEL 03-3814-6159)
テキスト:伊藤周平著『社会保障制度の行方を読む』(自治体研究会刊)第4章から

 前回は、堀根秀人社労士にご足労願い、定年セミナーの開催を相談。企業に再雇用が義務づけられた状況変化をふまえ、昨年同様「定年後の人生選択」を主題に講演をお願いすることになりました。
 また、先回は、シニアサービス部会の内容についての議論の場としましたが、課題の確認など、会員のご意見は充分に部会に匹敵する重みを持ったものでした。この態勢で、会員の要望に応えきれるか、といった従来からの根本的問題は残るにせよ、あらためて部会開催の要があるか、思案しています。
 9月には、初めての試み「介護しゃべろう会」を開催、14名が参加されました。介護体験手記を田中研一さんから寄せられ、また多くの会員から茶菓の提供などのご協力があり、今後の運営などについて課題はあるものの、まずは“よかった”感触をもちました。

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